さば夫です。ひさしぶりの更新です。
昨年末でゲー音部活動をやめました。ゲー音部ってのは、僕が2010年からやってたゲーム音楽のサークルです。
なんか大げさですけど、わりと一生懸命やってきたサークルでしたので、
決断には結構エネルギーがいりました。
ゲー音部をやめた、といっても音楽をやめたわけじゃないので、
どういう感覚なのかちょっと綴ってみました。
それと同時に、自分にとっての音楽ってなんだ?
ていうのを掘り下げて考えてみました。というかいつも思っている事なんですが
あらためてまとめてみました。自分の感覚、主観の羅列ですので、理解されなくても問題ないです。ちょと長いのでブログに書くことにしました。
自分にとって音楽ってなんだ?
みんなそれぞれ音楽をどう捉えているか違うと思うんです。
自己表現だったり芸術だったり、娯楽であったり、仕事だったり、いろいろあると思うんですが、
自分にとっては
音楽=ゲーム=遊び
であります。
しいて言えば近いジャンルはアクションレースゲーム、みたいな感じかな?あと成長要素があって課金アイテムが死ぬほどある。
音楽における
作曲とは
ゲームにおけるレベルデザイン、ステージ、コースを作ることに近い
編曲とは
すでにあるステージを自分好みにエディットする行為に近い
演奏とは
出来上がったステージを実際にマイキャラ(楽器)を使ってプレイする行為に近い
練習とは
自分のマイキャラ(楽器)の性能を上げたりレベル上げする行為に近い
キャラを増やしたい場合はサウンドハウスとか島村楽器とかに行って課金する。
鑑賞とは
ゲームのプレイ動画見てる感じ。
あと
NETDUETTOはネトゲ。
こういうのまんまゲームにしたのがビートマニアとかいわゆる音ゲーだね。
BM98とかで自分でステージ作ったりする人もいたね。
音ゲーはキャラ(演奏デバイス)固定なのが多いね。
ステージ(楽曲)にはいろんなルート(旋律)があってどこを通ってプレイ(演奏)するかは
その人が自由に決めていい。
難しいルートを通ってもいいし、簡単なルートを通っても良いし、
あえてまっすぐ通らないのもいい。その日の調子で変えてもいい。
最終的なゴール(楽曲としての体)が共有できていれば、複数の人が同時にヨーイドンして遊んだっていい。
コースを覚えてない人はマップ(譜面)を見てもいいし、自分でコースを開拓してもいい。慣れてくると、いろんなコースを通ってもいいんだというのが見えてくる。
コースを開拓する手がかりになるのがコードだったりモードだったりスケールだったりするけど、別に知らなくたっていい。
そして自分の操作するマイキャラ(楽器)の性能もよく知っておくとより楽しい。
ピアノとかシンセサイザーは、どこでも走れる。低速から高速までバランスいい。
リコーダーは操作しやすいけど走れるコース(音域)せまめ
ヴァイオリンとかはうまくなれば広いコース(音域)も攻めれるし最高速度(表現力)も高いがピーキーで扱いが難しい
とか。
操作法やインターフェースがそれぞれの楽器の発音方法によってすげえ変わる。
じゃあ
自分にとってゲーム音楽の演奏ってなんだ?
そのゲームの音楽をプレイ(演奏)すると、実際にゲームしてないけど
やった気になれる!
その昔、ゲームやりすぎて怒られて親にファミコン隠されたりとかよくしてたんだけど
ピアノ演奏なら何時間やっても怒られない!やったぜ!
そして演奏はじめた当時(1985年頃)は再生機器とか録音機器ももってなかったし、
サントラもほとんどないし、ファミコンの音を
録音したりとかよくわかんなかったので、自分で耳コピして弾いてたわけだね。
で、ゲーム音楽をゲームとしてプレイ(演奏)するとそのゲームプレイしてる気分になれる。
楽器やらないのでいまいちわからないけど、ドラゴンスピリットが大好き、という人は
太鼓の達人でドラゴンスピリットを旨いこと叩けたらこみ上げて来る感じにちかい(近いのか?)
旨く説明できないけど、自分の感覚としてはこんな感じ。
気づいたら35年ぐらいゲーム音楽演奏してる。
じゃあ
ゲー音部ってなんだ?
自分にとってはゲーム音楽というステージ(楽曲)で遊ぶプレイヤーの集まるゲーセンみたいなもんだね。みんなマイキャラ(楽器)持ち寄って
複数人で同じステージを同時に攻略するのだ。でも、どのルートで攻めるかは決まりはなくて、みんな自由だ。
ゲーセンゲー音部は最初は関東で開店して、店長は麺さんって人で、僕は副店長をやってた。
でも、札幌からの通い副店長だったので、けっこう大変。交通費だってばかにならない。
なので札幌に支店を作ることにした。そして自分はそこの支店長をやってた感じ。
毎年お店の人や道外の人を集めてゲーム大会(ライブ)やったりしてた。
9年休まずずっとやってきたけど、これからの自分の人生のことを考えたり、
疲れたりしてきたので、いっそ店を畳むことも考えたのだけど
店はいつも来てるみんなで使ってくれることになったので
とりあえず一旦自分は店(ゲーセンゲー音部)をやめることにしました。
つまりゲーム大好きな一人のゲーマーが趣味でやってたゲーセンはやめたけどゲーム(ゲーム音楽演奏)大好きなのはかわらんので、コンゴトモヨロシク
こんな感じです。