ついにYAMAHAからベータ版のテストが開始された遠隔地同士での楽器演奏を実現する技術NETDUETTO
早速ゲー音部の練習用に導入してみました。
結論から言うと、環境さえ整えれば、コレすごいですよ。
東京や大阪の人と結んで、遅延50ms(およそ距離16mぐらい)の合奏が可能でした。
ちゃんと、聴いてから反応して演奏しても間に合うレベルです。
音質もかなり安定しています。
ただ、快適な環境を実現するには、ASIO対応の低レイテンシサウンドカードと
光有線などの高速ブロードバンドが必須です。
PCの性能はCore2程度あれば問題ないようです。
ASIO4ALLドライバで非対応サウンドカードでもASIO対応するようにできますが、レイテンシについては
ネイティブ対応サウンドカードのほうが若干速いです。
USBとPCIでは構造的にPCIのほうが低レイテンシにできる傾向にあります。
PCIサウンドカードで安価で枯れた機種としてはDELTA Audiophile2496がありますが、
ラインインしか無いため、別途ミキサー等を用意しなくてはいけない事を考えると
USBでもマイクプリアンプ等がはじめから搭載されているものだとギターやマイクが直接つなげるので、
低コストでASIO環境が整えられるような気がします。
僕はPCIタイプのものしか使ったことがないので、なんともいえませんが。
しかしこれによって、遠隔地の人と気軽に練習や音あわせが行えるというのは、素晴らしい事ですねえ!
音楽製作にも利用できるかもしれません。
Macへの対応にも期待したいところです。